治療症例
症例⑥ 60代男性 咬合バランスも踏まえたインプラント治療
1) 治療前
昔から歯には自信があったが、年々少しずつ歯が悪くなりもっとしっかりと噛めるようになりたいとのことで来院されました。部分的な治療を続けて来られたので、全体のバランスが崩れてしまっています。
2) 治療後
残すことが出来る歯はしっかりと処置をした上で保存し、形や硬さなど全体のバランスを整えました。見た目だけではなく、食事もしっかり楽しむことができる機能美を得ることが出来ました。
3) 治療前後のレントゲン写真
上の前歯4本は、仮歯の状態の時期に土台が割れてしまい、神経を取らざるを得ませんでした。保存困難な歯は抜歯をし、保存可能な歯はしっかりと治療を行い残すことが出来ました。左右のバランスと歯の硬さも整い良好な状態です。
4) 治療前後の側方レントゲン
写真
噛み合わせの前後的な位置や、高さなど全てを考慮した状態を目指して治療を行い、想定していた最終補綴物を作製することが出来ました。
5) 治療前後のお口の中の比較
噛み合わせもバランスも整い、左右対称な被せ物でしっかりと噛める状態になりました。今後、この状態をキープするためにしっかりとメインテナンスを続けていく必要があります。
主訴 | 年々少しずつ歯が悪くなり、もっとしっかりと噛めるようになりたいです。 |
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治療期間 | 6ヶ月 |
治療費 | 総額420万円(税別) |
治療内容 | 噛み合わせ治療、インプラント治療。残すことが出来る歯はしっかりと処置をした上で保存し、形や硬さなど全体のバランスを整えました。見た目だけではなく、食事もしっかり楽しむことができる機能美を得ることが出来ました。 |
治療中の注意点
● リスク
治療中に一旦全ての歯を仮歯に置き換えるため、強い咬合力によって仮歯の脱離や破損の可能性がある。
● 副作用
人工物(被せ物)の脱離、破折の可能性
治療後の注意点
● リスク
ほぼ全てが人工物(被せ物)となるため、被せ物の脱離や破折の可能性がある。また、術後に神経の無い歯の根破折などの可能性がある。複数本のインプラントおよびセラミック冠使用する為、噛み合わせやインプラント周囲炎に対する定期的なメインテナンスの必要性がある。
● 副作用
人工物(被せ物)の脱離、破折の可能性、インプラント周囲炎の可能性