和歌山プライベートデンタルオフィス
虫歯の治療

虫歯治療

虫歯とは

人が末永く健康で快適に暮らしていくためには丈夫な歯が欠かせません。虫歯になると自然に治癒することはなく、進行すればするほど治療が難しくなるため、早めの対応が重要です。健康な歯質を少しでも多く残し、再発が起こりにくいような適切で質の高い治療を行うことで、大切な歯を守ります。

当院の虫歯治療の特徴

虫歯の治療は、以前は大きく削って銀歯を詰めるような治療がほとんどでした。最近では削る量を最小限にとどめ健康な歯質を可能な限り残す治療にシフトしてきています。
当院では、的確な治療計画をカウンセリングで丁寧に説明した上で、「痛みの少ない」治療の配慮はもちろん、「口の中全体のバランス」を追求したトータルケアを提供します。また、小さな虫歯も見逃さないよう、サージテル(拡大鏡)や、虫歯を視覚化できる薬剤を用い、歯を削りすぎることのない治療を行っております。

虫歯の原因

口腔内に棲みつく虫歯菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を養分に増殖し、ネバネバのグルカンという物質を生成します。それらが細菌の集合体を形成し、歯の表面の白い汚れとなったものがプラーク(歯垢)です。
通常、口腔内は弱酸性ですが、虫歯菌はグルカンの生成と同時に糖分を含む食べ物や飲み物を分解して酸を生み出します。唾液の緩和作用によって30分〜40分で元の弱酸性へともどりますが、頻繁に糖分を含む物を摂取すると酸性の状態が続き、歯の表面のエナメル質が溶け出す脱灰が起こり、歯に穴が開いてしまうというわけです。

虫歯になりやすい条件

「細菌」「糖質」「歯質」の3条件が重なる時間が長いほど、虫歯になりやすくなります。糖質は、ミュータンス菌が酸を生み出す養分となるため、間食をよくする人や甘い食べ物や飲み物をよく摂取する人は虫歯になりやすい傾向にあります。また、歯質によっても虫歯になりやすい人もおり、歯の土台を作るタンパク質や、歯の再石灰化に必要なカルシウムやビタミンなどの栄養不足も関係してきます。
酸と歯の接触時間を短くするために、ブラッシングなど小まめなホームケアと併せて、歯科医院で定期的にケアを行うことで、ホームケアだけでは取りきれない汚れを取り除くことが虫歯予防の上で重要です。

虫歯の進行

虫歯の進行具合により、数段階に分類することができ、それぞれの状態に最適な治療法をご提案させていただきます。

  • C1
    歯の表面のエナメル質が溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものが沁みることがありますが、まだ痛みはありません。
    C1
  • C2
    エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むことがあります。
    C2
  • C3
    神経まで虫歯が進行した状態。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。
    C3
  • C4
    歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態。神経が絶え、痛みはなくなりますが歯根部に膿がたまると再び痛みが出ます。
    C4

治療例

インレー(つめもの)

セラミックのインレー(詰めもの)を使います。治療痕がわからないほど自然になります。
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インレー

クラウン(かぶせもの)

根管治療後、コア(金属orファイバー)+セラミックのクラウン(被せもの)を被せます。
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クラウン

インプラントorブリッジ

チタン合金の人工の歯根(インプラント)を埋め込み、本来の歯に近い形にします。
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インプラントorブリッジ