治療症例
症例② 女性 奥歯の欠損をインプラントで構築
1) 初診時口腔内
奥歯が無く食べにくい、前歯を綺麗したいとの事で来院されました。全体的にしっかりと総合診断に対する検査を行い、治療計画を立てていきます。
2) 診断用ワックスアップ模型
様々な検査を行い、診断用ワックスアップ模型を作製して行きます。最終形態をどの様にするのかを実際の模型を作成してシュミレーションを行います。
3) プロビジョナルレストレーション(仮歯)
精密な仮歯を入れる事によって、最終の被せ物の微細な形態を実際の口の中で確認します。これによって、前歯や奥歯の角度や形態を最終チェックします。
4) 完成した最終の被せ物
ジルコニアやセラミックを用いた理想的な補綴物(被せ物)の完成です。
5) 実際の口腔内へセット
プロビジョナルレストレーション(仮歯)とほぼ同じ形のため、違和感はほとんどありません。審美的にも機能的のも好ましいお口の中の状態となりました。
6) 治療前後のレントゲン写真の
比較
歯のないところにはインプラントによって噛み合わせを回復させ、色や形が不正なところにはセラミックの被せ物によって美しく機能的に治りました。
7) 治療前後の比較
バランスが取れ、安定した噛み合わせを作り出す事ができました。
8) 治療前後のスマイルの比較
素晴らしい笑顔で治療には大変満足して頂きました。今後もこの状態をキープするために、しっかりとメインテナンスで経過を見ていく必要があります。
主訴 | 昔から歯並びが悪く、治療を繰り返していたそうで、全体的に治療したい |
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治療期間 | 約2年 |
治療費 | 総額440万円(税別) |
治療内容 | 総合診断に対する検査を行い分析し、治療計画を立て、治療を実施しました。 |
治療中の注意点
● リスク
奥歯の抜歯を伴うため、一時的に食事の取りずらい時期がある。
● 副作用
咀嚼能力の一時的な低下
治療後の注意点
● リスク
数本を除き、ほとんどの歯が人工物(被せ物)となり、天然歯と比較すると強度が劣る為、被せ物のセラミックの破折、脱離の可能性がある。複数本のインプラントおよびセラミック冠使用する為、噛み合わせやインプラント周囲炎に対する定期的なメインテナンスの必要性がある。
● 副作用
人工物(被せ物)の脱離、破折の可能性、インプラント周囲炎の可能性