顎関節症治療
顎関節症について
顎関節症とは、顎の関節を中心にその周囲に何かしらの異常が生じることをいいます。
口が大きく開かない、顎が痛む、口を開けるとカクッと音がするなど様々な症状があり、
自然に治る方もいれば、日常生活に支障をきたすほど重病化するケースもあります。
多くの場合は適切に処置をすれば日常生活を送るのに支障がない程度にまで改善可能ですが、
重い症状の場合、顎の機能が破壊されてしまうおそれがあるため、症状のある方は早めに診断を受けることをおすすめしております。
顎関節症の治療方法
咬合治療
抜けたままの歯があるなど、噛み合わせに問題がある場合は、噛み合わせを改善するための治療を行ないます。
スプリント療法
歯列を覆う装置(スプリント)を装着し、顎の位置を正しくします。これにより関節が内部から安定するため、
顎関節・筋肉への負担が軽減します。
セルフケア
まずは顎関節症の原因となっている悪癖や悪い習慣(歯ぎしり・食いしばり・ストレスなど)を明確にし、 自己管理・改善を図っていただきます。ストレスの原因を認識して習慣を改めることで徐々に症状がやわらぐ場合があります。